仕事で落ち込んだときの対処法4選+NG行為3選【まずは自分を責めないことがポイント】

みなさん、こんにちは。ケイトです!

職場や私生活でこのような場面はありませんか。

「今日は、仕事で失敗をして気分が上がらないなあ」


「苦手なあの先輩(上司)は今日も嫌味を言ってきたなあ」


と、気分が沈んだり、悩んだりしてしまう。


結果的に頭の中がいっぱいの状態になり、更に疲れてくることはありませんか。

特に帰宅しているときや、お風呂に入っているときに考えてしまいませんか。

そこで、今回は会社員として5年間働いてきたボクが「落ち込んだり、気分が沈んだりしたときに楽になる考え方」
について、解説していきます。

それに加えて、落ち込んだ時にしてはいけないNG行為についても解説します!


ボク自身、以前までは落ち込みやすいタイプでした。


ちょっとのミスや人の言動ですぐ気にしたり、考え込んだりしました。

しかし、これらの考え方を実践していくうちに、あまり落ち込まなくなりました!

この記事はこんな人におすすめ

  • 失敗やミスをして、自己嫌悪に陥ってしまう。

  • ふとしたときに、過去の失敗を思い出して気分が沈む


この記事を読んで落ち込みにくい自分を作って、前向きに行動していきましょう!

落ち込んだ時にしてはいけないNG行為

落ち込んだ時にこれらの行動は好ましくないです。

それは、どんどん落ち込んでいく考えに陥ってしまうからです。


前向きに考えていく活力を奪っていきます。

まず、これらのNG行為をしないよう注意していきましょう。


過度に自分を責める

よく失敗やミスをしたときにこのような考え方はしていませんか。

・「なんで自分はあんなミスをしてしまったんだ」

・「失敗するなんて自分は情けない」


と自分を過度に責めていませんか。


自分を責めてしまうと、必要以上に落ち込んだり、前向きになる活力が湧いてきません

失敗した自分を嫌いになってしまうのはよくあると思います。周りから注意されると余計に気にしてしまいます。

しかし、自分ぐらいは自分の味方をしてあげましょう。


それに自分を責めて、喝を入れても成長するわけではありません。

自分に厳しくする物語の方が、かっこよく見えがちです。それは理想の自分、つまり「優越」を感じたいがために、自分に都合の良いストーリーを作り、過去を捏造しています。

「もしアドラーが上司だったら」 引用


これは、アドラーの心理学の引用ですが、まさにその通りだと思います。

自分を責めて活力出そうとするのは、ブレーキを踏みながらアクセルを踏むようなものです。

人間なので、誰だって失敗はあります。

そんな自分も受け入れていきましょう!


自分の非を認めず他人や環境のせいにする

・「怒られたのはあの人の指示が分かりにくいせいだ」

・「この会社の仕事の進め方が自分に合わないから失敗ばかりするんだ」

このように、ミスや失敗を他人や環境のせいにしていませんか。

ミスの原因を周りにばかりなすりつけると、現状は何ひとつ変わらず、自己成長はしません。

まずは、自分が失敗したことを素直に認めることです。認めることは、自分が悪いと思い込むことではありません。

「失敗は悪いことだ。悪い自分にはなりたくない」


このように、ものごとを良い、悪いで考えるとどうしても悪い自分を認めたくなくなります。

大事なのは「あ、失敗してしまったな」
と失敗した自分を客観的に見るイメージです。


客観的に見るだけで、素直に認めやすくなります。

認めた次は「じゃあ、次からは失敗しないためにもどのように対策すべきか」と考えると、一歩進むことができます。

愚痴(他人の悪口)を言う

落ち込んでいるとき、誰かに不平不満や気に触る点など、愚痴を言いたくなることもあるかと思います。


「悪口」はストレス発散に使われがちです。

しかし「愚痴を言う」ことは、非常に危険な行為です。

悪口を言うと、相手の欠点や短所に注目することになります。


それをアウトプット(口に出す)ので、相手の悪いところを探す名人になってしまいます。

やがて、自分の短所や欠点にも注目してしまうので、ネガティブ思考に陥っていまいます。

ほかには「~が嫌いだ!」と盛り上がっても、余計に嫌い度が増す一方です。

思いが強すぎると非言語メッセージなどで相手にも伝わることがあります。
その結果、人間関係にも悪影響を及ぼします。 

愚痴を言う代わりに、自己肯定感を高めてみましょう。

たとえば自分の企画が上司に却下された一方、同僚の企画が上司に称賛されていたとします。


そんなときは「上司が自分を認めてくれない」と愚痴を言うのではなく、「同僚の企画のほうが今回はよかっただけで、自分がダメなわけじゃない。今度はもっと画期的な企画を出してやろう!」とありのままの自分を受け入れるのです。

そうすれば、落ち込んだ際に出てきた妬みや怒り、恨みといったネガティブな感情をポジティブなものに変えることができます。


気分が楽になる考え方

次に、落ち込んだ時に気分が楽になる考え方について、解説します。

気分転換にどこかに行ったり、誰かと遊んだりする方法もあります。


しかし、中々そんな時間がないという方におすすめです。

ひとりでいる時に、少しでも気分を楽にしていきましょう!

落ち込んでいる自分を客観的に見る

これは、先ほど少しご紹介した方法です。

・「今日も嫌なことがあった」

・「明日も同じことが起こるかもしれない」

と落ち込むと、ネガティブ思考から抜け出すことが、中々難しいです。

抜け出すには、ポジティブになる必要はありません。


落ち込んでいる自分を「客観視」することです。

今の自分を見ている第三者の自分みたいなイメージです。そうすることで、自分の置かれている状況が分かりやすくなります。

たとえば、寝坊で仕事に遅刻して、上司に怒られました。怒られると、いい気持ちにはなれないですよね。

そのときに、「寝坊するなんて自分はダメなやつだ」と自分を責めてはいけません。

ここで、自分を客観的に見てみると
「ああ、今日の自分は寝坊して、上司に怒られて落ち込んでいるんだな」

今の自分の状況が分かれば、次に自分がどう対策すればいいか分りやすくなります。

「これからは、寝坊しないようにいつもより30分早く寝よう」


「二度寝できなぐらいギリギリに起きよう」

このように解決策がたくさんでてきます。
今挙げた例のほかにも、いろいろな解決策があると思います。

自分が落ち込んでいたり、気分が沈んでいると感じたら、すぐに自分を客観視して今の置かれている状況に、気付いていきましょう!


できていないところより、できているところを探す

自分はできていることより、できないことのほうが多いと感じるときはないですか。

できていないところばかりに注目すると、自分のやる気を削ぐことになります。

大事なのは、できているところに注目することです。


できているところに注目すると、自分を勇気づけることができます。


勇気があれば、自信をもって行動を起こしやすくなります。

自分の行動には、2つの主観があります。

  • 負の感情「このままではいけない。自分はダメな人間だ」

  • 正の感情「頑張っているなあ、オレ」

自分を否定しているか肯定しているかの2つです。

あなたは、どちらにあてはまりますか。

人の95%は「できている行動」で、残りの5%は「できていない行動」です。
1日の中で考えてみてください。

朝起きて、仕事に行く。いつもどおり仕事をして帰宅する。そして、ご飯を食べて、お風呂に入って、就寝。

簡単に説明しましたが、できていることばかりではありませんか。

「そんなことは当たり前じゃん」という声もあるかと思います。


しかし、それはれっきとした「できていること」です。

たまたま、その1日の中でなにか失敗をしただけであって、できていることのほうがたくさんあります。

5%のできていないところに注目してやる気を削ぐより、95%のできているところに注目して、自分を勇気づけていきましょう!

ものごとを多面的に見る

ボクが勤めいていた会社もそうでしたが、「失敗は悪いこと」と考えられていました。

たしかに、失敗しないことに越したことはないですが、成功をしようとしたときには、失敗は必ず付いてくるものです。

ここで伝えたいのは、「失敗」は別の面からみると、「経験」とも捉えることができます。
これは決してこじつけではありません。

たとえば、みなさんは円すいという形は知っていますか。


円すいは下から見れば円い形で、横から見れば三角です。

どちらがニセモノでどちらが本当か。両方本当です。

円すいをどの方向から見るかは、自分で決めることができます。

自分の行動も一つの面だけを見るのではなく、多面的にものごとを見てみましょう。

失敗」に目をつぶるのではなく、「失敗」を見つめる時間を減らせばいいのです。


そして、「経験」という面に注目する時間を増やす。

その方が、自分自身にエネルギーが湧いてきます。

ものごとをいろいろな方向から見ることを知らなかったら、ネガティブな面ばかり見てしまいがちです。

失敗ばかりに注目すると、エネルギーが減っていきます。エネルギーが増える方に注目していきましょう!


具体的な問題点や解決策を探す

ここでは、考え方というより行動についての話になります。

失敗には、なにか問題点があったはずです。

そもそも考え方を間違っていたのか、行動の仕方を間違えたのか。


考えると、いろいろ思いつくかと思います。

問題点を探すうえで、「自分の存在」を否定することはしてはいけません。

「自分がバカだから」「自分の能力が低いからだ」と考えるのは精神衛生的に危険です。

大切なのは、その問題点を明らかにし、解決策を探すことです。そうすると、落ち込んだ気持ちも楽になります。

解決策が見つかると、現状から一歩進めるため、
少し先の行動に自信を持つことができます。

たとえば、このような問題点があるとします。

  • もの忘れが多い

  • データの入力ミスが多い。

  • 忙しいときにスケジュールをひとつほど忘れてしまう

作業ををしているときは、どうしても気付きにくいです。終わってからミスに気付くことがあると思います。

そして、これらの解決策としては以下のとおりです。

  • メモを活用する
    →持ち物やスケジュールを可視化することで、覚えやすい。

  • ・仕事の終わりに短い反省文を書く
    →冷静なときに自分を分析することで、問題点が見つかりやすくなる

  • 解決策がでたら、実際に行動する
    →実際に行動することで、解決策が上手くいくのかを確かめる。

これは、ボクが実際に試した方法です。
社会人1年目の営業マンをしていたときです。

当時は、小さなミスやスケジュールの管理ミスが目立ちました。個人的には、とにかくメモをすることでミスがかなり減りました。

1週間に1回ぐらいは小さなミスがありました。
しかし、メモを取ることで、2~3か月に1回程度に減りました。

落ち込まないためにも、自分の問題点や解決策を探して、自分に自信をつけていきましょう!


まとめ

今回の記事では、落ち込んだり気分が沈んだときのNG行為、対処法について説明しました。

今回のポイントをまとめると次のとおりです。

NG行為

  • 過度に自分を責める

  • 自分の非を認めず他人や環境にせいにする

  • 愚痴(他人の悪口)を言う

気分が楽になる考え方

  • 落ち込んでいる自分を客観的に見る

  • できていないところより、できているところを探す

  • ものごとを多面的に見る

落ち込んだときの対処法が、少しでもイメージできたのではないでしょうか。

必要以上に落ち込まないことで、メンタルが早く回復します!

ぜひ、この記事を参考にして実践してみてください!

以上、ありがとうございました!

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