こんにちはケイトです。
みなさん、読書をしようと思ったときにこのような悩みはありませんか。
・本を開いても集中できない。
・気づいたらスマホを見ている。
・そもそも何を読めばいいかわからないし、時間もない。
そんなふうに思って、読書から遠ざかっている人って、実はすごく多いんです。

でも大丈夫です。
読書って、ちょっとしたコツや工夫で「苦手」から「ちょっと好きかも」に変わることもあります。
この記事では、そんな“読書のハードル”をぐっと下げる方法を紹介します。
無理せず、気楽に、自分のペースで始めてみませんか?
今回は「読書をする前から諦めてしまう原因3選」と「読書のハードルを下げる方法5選」の構成でご紹介します!
それではどうぞ!
読書をする前から諦めてしまう原因3選
最初からすべて読もうとする
はじめからすべて読もうとすると、ハードルが上がるので読む気がなくなってしまいます。ジョギングに慣れていない人がいきなり20kmを走りきろうとはしませんよね。
これは読書に限った話ではありませんが、自分が楽に超えられるぐらいの高さにハードルを設置することが重要。
まずは「読む」ことから始めるのではなく、リビングの机やベッドの横に置く。「いつでも手の届くところに置いておく」から始めてみてはいかがでしょうか。
読書をする目的が分からない
そもそも、読書をする目的は人によってさまざまです。社会人であれば、「読書は自己投資」「知識を得るため」といった“役に立つ目的”を意識しがちですが、それだけではありません。
- 🌎知識やスキルを身につけるため(ビジネス書・専門書など)
- 📖自分の視野や価値観を広げるため(哲学書・エッセイなど)
- ☕ストレス解消や癒しのため(小説・エッセイ・趣味本など)
- 🔝人生やキャリアのヒントを得るため(自己啓発本・インタビュー集など)
- 😂ただ、楽しむため(雑誌や漫画、ライトノベルでもOK!)
大切なのは、「何のために読書したいか」を自分なりに意識すること。そして、読書が“自分の生活や気持ちにプラスになる行動”だと思えれば、自然と読むハードルも下がってきます。
内容をすべて覚えようとする
本の内容をすべて覚えようとして読む前から、億劫になってしまう人もいます。
正直、すべてを覚えるのは難しいこと。脳の仕組み的にも覚えたことはすぐ忘れるようになっています。
面白かったページ、印象に残ったページを付箋したり、書き込んだりしておくと覚えやすいです。
ちなみにエビングハウスの忘却曲線によると、人間の記憶の保持率は、1日後で約34%です。「そんなに忘れるんだ」って感じですね。
※エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが、人間の長期記憶について研究した結果、提唱された考え方です。
本の内容を完全に覚えるのではなく、まずは「読む」ということを心がけてみましょう。
読書のハードルを下げる方法5選
はじめはマンガや雑誌、教科書から
・「文字が多くて目が疲れる」
・「なぜか文字に対して苦手意識がある」
「文字ばかりで読む気にならない!」と挫折してしまうことはありませんか。
文字に苦手意識がある方におすすめなのが、マンガや雑誌、教科書(イラストが多いもの)です。
小説やビジネス書に比べて文字数も少なく、字が大きいので比較的見やくなっています。
文字ばかりの本よりイラストや図解が多いので、内容がスっと入ってくるのがポイント。趣味の延長線上のものでもOK!
たとえば
・👗ファッションに関する雑志
・🛠️DIYに関する雑誌
・🫅イラスト付きの世界史や日本史についての本
・📙以前から興味があったマンガ
・🗽世界の絶景をまとめた本
これらはあくまで参考程度です。本屋に行けばもっと見つかります。自分が「興味」をもてるものがポイント。
はじめて読書をするのであれば、本屋で探すのがおすすめです。ネットで検索すれば詳しい内容のものまで見つかりますが、情報が多すぎてどれにすればいいか分からなくなります。
様々な本が目に入るのが本屋。気になるタイトルがあれば手に取ってみましょう。
まずは何も考えず歩いてみて、気になるものを見つけてみませんか?
気になるタイトルがあれば目次を見てみる
先ほどの続きですが、気になる本が見つかったら手に取り、目次を見てみましょう。
目次は、キーワードやよくある悩みなどを抜粋して構成されています。
ありがたいことに目次を見るだけで、本の概要がおよそ分かるようになっています。そして、気になる項目があれば見てみましょう。

これは最近体験した話ですが、宇宙についての本を手に取り、目次を見てみました。そこで目に入ったのが「宇宙は太陽があるのになぜ暗いのか」
これをみて、そのページを読んでみました。結果として、非常に興味深い内容だったので、家でじっくり読もうと思い購入しました。この内容が気になる方は、ぜひ書店まで行ってみてください。
気になる本があれば、一旦目次を見てみる。興味があるならば読んでみる。なければすぐに本を閉じる。それぐらいの感覚で探してみるといいですね。
1日10ページだけ(もしくは5分だけ)
先ほどもお伝えしましたが、はじめから一気に読もうとするとハードルが高くなり、読む気がなくなってしまいます。
すべて読もうとするのではなく、一日10ページ(もしくは5分だけ)と決める。とにかくハードルを下げることがポイントです。
一気に読むことに比べ、ハードルが下がるので精神的に楽です。

これは読書に限ったことではありませんが、人間の脳は作業を始めるとやる気を起こします。これを「作業興奮」といい、科学的にも証明されています。
「寝る前にたった5分だけ。」「朝起きて5分だけ。」と決めておくといいかもしれませんね。
リビングの机の上に置いたり、ベッドの横に置いたりなど、いつでも手が届くところに置いてみてはいかがでしょう。10ページ読み終わった、もしくは5分経ったらスパッとやめてもOK!。
まずは一気に読もうとせず、10ページだけ、5分だけと少しずつから始めてみましょう!
無理に習慣化しない
・「平日は仕事で時間がない。」
・「帰ってからも疲れて読む気にならない。」
・「家事をしていて時間がない。でも読まなければ。」
と義務的になると精神的に疲れてしまいます。無理に習慣化する必要はありません。
疲れているうえに、無理に習慣化すると更に苦手意識が強まるおそれがあります。疲れている時は、しっかり休み、明日のパフォーマンス力をあげましょう。
読むタイミング
・比較的時間が取りやすい休日
・いつもより早く帰宅でき、時間が確保できた日
・「今日はいつもより疲れていない!」と元気な時
などがおすすめです。「土曜日だけ読む」「日曜日だけ読む」と決めておくと習慣化しやすくなります。
義務的に習慣化するのではなく、まずは読める時間を把握してみてみませんか。
電子書籍やオーディオブックを活用する
・なぜか「本」というものに抵抗がある。
・学校の教科書みたいで苦手意識がある。
という方は電子書籍やオーディオブックなどがおすすめです。
電子書籍
いつも目にしているスマホも、文字は必ず映っています。ニュースアプリや今見ているWebサイトも文字でいっぱい。毎日目にしているはずです。
それと同じ感覚になれるのが電子書籍です。
電子書籍は本を持ち歩かなくても、いつでもどこでも読書ができます。
電子書籍だとkindleがあります。あらかじめダウンロードしておけばWi-Fiがなくても読めるので非常に便利です。種類も豊富なのもポイント。ボクも愛用しています。
オーディオブック
ラジオやYouTube感覚で本を楽しめるのがオーディオブック。文字を読まず、耳に流れてくるので字を見ることはありません。文字を読むのが苦手という方にはおすすめです。
ボク自身、通勤に一時間かかる時期が1年間ありました。ずっと音楽を聴くのも飽きてきたときにこのオーディオブックに出会いました。
本にもよりますが、ボクが聴いていたのは、1冊3時間~7時間ほどです。3時間の本であれば、1日半で聴き終わります。おかげで、平均月5冊を聴けるようになりました。
もちろん眠たいときや疲れたときがあるので、「今日はとりあえず5分だけ」という感覚で聴いていました。
文字を読むのが苦手であれば、ぜひ耳を活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。読書が苦手な方も以前より、ハードルを下げやすくなったのではないでしょうか。
今回のご紹介した内容をもう一度まとめておきます!
読書を諦めてしまう原因
・最初からすべて読もうとする
・読む目的がわからない
・内容をすべて覚えようとする
読書のハードルを下げる方法5選
・難しい小説やビジネス書からではなく、マンガや雑誌、教科書から
・気になるタイトルがあれば目次を見てみる
・1日10ページだけ(もしくは5分だけ)
・無理に習慣化しない
・電子書籍やオーディオブックを活用する
読書は「やらなきゃいけないこと」ではなく、「やってみたら意外と楽しいこと」。ハードルを下げて、自分なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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